近藤太郎のアルバイト日記

こんにちわ!お久しぶりです。近藤太郎です。

今日は工場の心臓部「モルダー」という大型の機械とそれを稼働させる社長をカメラに収めてきました。
このモルダーという機械は簡単にいうと断面が四角い木の材をこの機械に流し込んで複数枚の刃物で様々な形に型抜きする機械です。型抜きされた木材は木枠や額縁、建材になるみたいです。マルオカ工業の木枠や額縁などの竿の大元になる作業で、だから工場の心臓部という事です。

この「モルダー」という機械がマルオカ工業には3台ありそれぞれ取り付けられる刃物の数が違います。今回見せてもらったのは刃物が9つと3台の中でも一番多いモルダーで、刃物が多いためより細かな調整ができるそうです。ちなみに機械がこれです。

この手前に出ている木材が型抜きされたもので、奥にある扉のついた部屋の中で刃物が木材をカットしています。カットしている音がとても大きい音で中に入ると驚くほどうるさいです。そのため作業する人はヘッドフォンみたいなものを耳に付けています。

一度マルオカ工業に入ってすぐの時に、部長の志鎌さんが話しかけてくれた時に部長が耳にヘッドフォンを付けていたのここの職場の人たちは音楽を聴きながら作業しているんだ!と思って感動し「何を聞いてるんですか?」と聞いたことがありますが、今考えると恥ずかしいですね笑

話はそれましたが、この部屋の反対側から束になっている木材を社長がバラにし、機械の入れ口の近くに並べていきます。そして四角い木材が自動で入っていきます。

部屋の中は

こんな感じになっています。なんだか銀色の世界で宇宙船の中にいるみたいな気持ちになりました。

この銀の管があるところに刃物が設置されていて、ローラーで流されてくる木材を削り落としている感じです。型抜きする型にも様々な形があるので、その型に合わせて刃物を取っ替え引っ替えしているらしく丸みを帯びた形にもできるのですがそれもそれ専用の刃物を作って使うという事でした。丸みを帯びた形にカットする刃物はどんな形なんだろう?と少し疑問でしたがそこまでは外側からは観察できませんでした。

そして型抜きされた木材は外に出されます。

今回は額縁の内側に取り付けられる、絵の表面とアクリル板がくっつかないようにするためのライナーというものを型抜きしていたところでした。

木材が出てきたところにはライトが設置されていて材に傷がないか最終チェックをして完成です。

という感じで今日の話題は工場の心臓部「モルダー」でした。

今週はこんなところで失礼しやす。