4月8日(日)
7月にリピート注文をするにあたり現地の状況が気になったので週末を利用して弾丸訪問をしてまいりました。
ニュースで見るようにあまり中国経済が良くない中、取引先はどのような工夫をしているのかも気になり今後の生産の打ち合わせも含めミーティングを決断しました。
現地で話を聞くと、やはり住宅バブルがはじけた影響でかなり景気は下向きのようでしたが、弊社の取引先は5年前よりもたくましく、そして先を見据えた準備を進めております。
今まではキャンバスの材料となる亜麻をヨーロッパから仕入れ、同社が糸をつむぎ、麻生地を紡績していたのですが、ヨーロッパからの入荷が不安定なこと、また輸送コストや有事の影響で価格が高騰していることなど、問題を避けるためついに亜麻の自社栽培を始めて製品として販売していたのです。
中国北西部に位置する亜麻畑は現在660万㎡ほど(東京ドーム約140個分)のようですが、今後3倍まで広げる計画のようで更に驚きました。
今夏の注文の打ち合わせをする絶好のタイミングに訪問ができて本当に良かったと思いますしまた大変勉強になりました。
追記:こちらの中国メーカーから仕入れているキャンバスは弊社の『ネイキッドライン』に使用されている亜麻100%の油彩・アクリル共用の製品です。
同社国内栽培の亜麻から紡績された生地に中国国内で製造されているW&N社のキャンバス塗料をコーティングしております。