マルオカ工業アルバイト日記

お久しぶりです!

近藤太郎です。最近はマルオカ工業で働きながら、その他にも絵を描く仕事を外から依頼を受けやっています。先週は王滝村滝越の水公園という場所のピザ窯の壁に絵を描いてきました。今回は熱にも強く、耐久性の高いフレスコ画に挑戦してみようと考え絵を描いてきました。今回は松田油絵具さんから顔料を購入させてもらい描いてきました。顔料の他に「粋彩」という水練り顔料も使わせていただきました。僕自身チューブ入りの絵具に慣れてしまっているので「粋彩」はとても使いやすかったです。

少しフレスコの原理を説明しますと、フレスコ画は生乾きの石灰漆喰の上に描いていく技法で、描かれた絵がガラス質の成分を持った石灰水に包み込まれ、それが空気に触れて結晶化すると同時に顔料を閉じ込め壁面に定着させるというものです。顔料を画面に定着させる為に糊材などの展色材を使わないので顔料その物の色の輝きを持ちます。ちなみに「フレスコ」とはイタリア語で「新鮮な」を意味するらしいです。

絵はその場所に行ってみて実際に起きた出来事や出会った動物を描きました。

やはり描いてみると他の画法とは色の発色が全然違いました。本当に色そのものという感じで今までとは違う技法で描いた事によりまた自分の表現の世界が広がった様に思います。

こんな感じでマルオカのアルバイトに並行して画業も進ませてもらっています!社長や職場長、従業員の皆さんが優しく見守っていてくれるからここまで色々出来ていると感じています。本当に感謝です。

僕の願いとしては絵というものがもっと色んな人の生活の1部になっていけば嬉しいなぁと思うので今後も自分の画業の方も一生懸命頑張りたいと改めて感じた今日この頃でした。

ちなみにこの王滝村での2泊3日の活動を木曽ペインティングスのブログにもあげているので是非読んで頂ければと思います。

木曽ペインティングス ブログ