スターバックスコーヒーの新店舗が12月に皇居外苑 和田倉噴水公園に開店します。そして開業を前につい先日、7月23日から期間限定でオープンしました。その新装店舗内の巨大なデザインペイントにマルオカ工業の天竺綿キャンバスを使用していただきました。
サステナビリティ(持続可能性)に重点を置いた店舗として環境負荷を減らした店舗デザインを採用するという事で、今回提供させて頂いた天竺綿キャンバスも本来なら不良として販売することの出来ないものを廃棄してしまうのではなく新しい価値を作る材料としてアップサイクリングして頂きました。
今回デザインペイントを施したのは株式会社フォーアーツデザイン様で絵のコンセプトはスターバックスのブランドと東京オリンピックを掛け合わせたイメージだそうです。背景には富士山とスターバックスの農園が広がるコスタリカの山並みの風景。手前には世界をつなげる海が波しぶきをあげその中にスターバックスのシンボルである人魚の尻尾が鯱鉾を彷彿とさせる様に描かれています。島国・日本のシンボル、太陽と波、そして海の上を飛んで舞うコーヒーの実と葉はオリンピックの躍動感を表しているそうです。
外出がしずらく、籠りがちな毎日ですが今回の作品の様にコスタリカという遠い地と私たちが住んでいる場所を繋げるイメージは私たちに安らぎを与え、想像する事の豊かさも教えてくれているように思います。また天竺綿キャンバスがカーテンのように天井から掛けられ、風や人が通る時にゆらゆらと揺れている事を想像すると絵の中の波が本当に揺れている様に感じるのだろうと思います。
私たちマルオカ工業は長野県の木曽にありますからなかなか東京には出る事が難しいですが、いつかコロナが終息したらぜひ観てみたいものです。この度はマルオカ工業の天竺綿キャンバスを使用してくださりありがとうございました。ぜひ皆様も足を運んでみてください。