近藤太郎の絵描き日記〜キャンバスに油絵を描く第四回〜

皆さんこんにちわ!

今回で4回目となり「そろそろ完成しないかなぁ〜」と皆さん思い始めているかもしれません。僕自身もいつ完成するのかわかりません。

絵を描く事の中で一番難しいことはどのタイミングで終わらせるか?という事だと僕は思っています。突然思いもよらない一手を加える事で「完成で良い」となるかもしれませんし、もしくは自分の環境の変化で終わらざるをえない場合もありますし、自分で決めていた目標を達成して終わるかもしれませんから、絵が終わるということは非常に難しく画家にとっては大きなテーマの様にも思います。

という感じで悩みながら引き続き描き続けましょう〜!

 

では前回の続き、、、

割りかしパキッと描かれていますね〜

前回は視点を近づけて細かいところに集中して描いたのですが今回は全体感を見ながら手を入れていきましょう。この全体感というのは割りかし感覚的なことになってしまうのですが、例えば全体的に明るさが同じ様だなぁ〜とか、細かくかいてパキッとしたけどなんかムード無くなったなぁ〜、とかそんな気持ちの事です。

将棋の世界だと大局観というのでしょうか、、かの有名な羽生さんなんかは大局観で戦ってると友人から聞いたことがあります。一手一手に集中するという事も大事な事ですが全体の流れを感じて自分がどの様に相手に対して振る舞うか決める事なのだと思います。気になる方は将棋の動画なんかも見てもらってこの大局観、絵を見る全体感を感覚的に真似して演じてみると良いかもしれません。

 

①「なんか奥のカラッとした景色に対して手前のマグカップは冷ややかな感じなんだよなぁ〜」

という風に思ったので手前に当たる下部を清涼感のある青系の色で全体的に均しました。せっかく描いたのに〜と思う方もいるかもしれませんが、絵は破壊と再生を繰り返す事で色やディティールに深みが増していきます。もちろん全てを壊すのではなく程よく破壊しながら描いていくのが良いと思います。

 

②「木の葉っぱがちょっとべたっとしているなぁ、、」

という風に思ったので日光が強く当たっている葉の部分に原色に近い色を乗せていきます。ちょっとモリッとして立体感が出ました。

 

③遠い景色にも陰影をつけていきます。

 

④色を均した手前部分をまた明確に形を出します。

ここでも陰影を意識してみると良いと思います。室内の明るさと屋外の明るさはかなり違うのでその差が出ると見る感覚も変わってきますよね。冷ややかな室内から見る光の当たった外の世界。絵を描きながら少し自分の感情にも触れることができるのがまた絵画の醍醐味だと思います。

 

⑤マグカップの模様を描きます。

 

⑥マグカップの細かな陰影と床面を描いていきます。

床面を描く事で全体的な立体感が出てきたように思います。

 

という感じで今週はここまで。冒頭でも書いた様に段々と描き進めるにつれて終わりはどこだろう?という気持ちが沸々と湧いてくると思いますが、不安にならず淡々とやり進めましょう。意外と終わりは突然やってきたりもします。引き続き楽しんでやっていきましょう〜

ではまた来週〜!

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