木枠を製造するのに「集成材」選んだ理由_02
無垢材の米杉とはどんな材料なのか
木枠の製造を70年続けてくる中で、色々な木材を試してまいりました。
起業当初は、国産のネズコ(クロベ)を使用して木枠を生産しておりました。
お客様からのご注文が増え、大きなサイズの木枠をご要望された際にネズコでは、
材料が小さいことや価格的に量産には向かない材料だったため原材料の転換を余儀なくされました。
その後は、ジェルトン(現在もJ木枠として取り扱いがございます)やインセンスシダーなどを経て現在の米杉(ウェスタンレッドシダー)にたどり着きました。
米杉(ウェスタンレッドシダー)とは
カナダ・北米を中心に切り出される米杉(ウェスタンレッドシダー)は国内の木材ですとヒノキによく似た種類の材料で、
ネズコと近い性質を持っています。
色は薄い茶色から茶褐色まで幅広くありますが、軽量で加工がしやすく、変異が少ないことと虫害お恐れが少ないことで
大変重宝されております。
そのような条件を満たす木材で、現地では直径が1メートルを上回るものがたくさんあったため、
原住民からは「神聖な木」として扱われ、トーテムポールを彫るのに用いるようになったそうです。
木枠に大切な柔軟性と直進性、反り・曲がりが少なく軽量で加工しやすい、虫による問題が起こらないことなどから
木枠の材料としても優れていると思います。
弊社で選択した集成材とは
2025年5月から使用されています、「集成材」は三重県・岐阜県といった中部地区の山林から切り出された日本杉を使用しております。
長さを安定的に取るために繋ぎ(フィンガージョイント)、反り・曲がりをなくすために幅方向を貼り合わせる(エッジグルー)工夫が
施されております。
集成材は安定した強度を望めることが利点となります。