木曽ペインティングスvol.03 01.大銭屋

「岩熊力也

 

 

奥谷風香」

天竺綿布感想

下地を作らなくても、木炭や鉛筆、ボールペンなど様々な種類の線を滑らかに引くことができました。

今回の制作では、天竺綿布を部屋の上から垂らし、うしろから太陽光が当たるかたちで展示したのですが、アクリル絵の具の滲みが透けて、発色がとてもきれいでした。

布をキャンバスに張り、下地を作って描くと、紙のような平らな表面になり、鉛筆などの線も引きやすく、とても描きやすかったです。

 

新野伽留那・金海生」

筆を乗せた時の感触が、ザラザラしたりツルツルしたりしすぎない。 市販のキャンバスで調整が必要な場合がよくありますが、このキャンバスはジェッソを塗ったりやすりがけをしなくても直接使える質ができているように思います。 しなやかで柔軟性があり、曲げたり折れたりしても表面の下地が割れたり剥がれたりしません。 キャンバス自体の濃いクセがなくどのような制作においても相性が良さそうだと思いました。 新野・金