キャンバス木枠A木枠を使用してみて

東京 KS様

 

日本刺繍家 HT(母)の作品を木枠に張りました。
これまで日本刺繍の作品は、着物や帯に仕立てたものが多く、
額装する作品は、色紙に貼ってしまうものでした。
しかし、刺繍は表だけでなく裏も、実は同じく立体作品なので、平面に貼ってしまうことにとても抵抗がありました。
キャンバス枠に張れば、貼らなくて済むと気づき、張り方を試行錯誤し、サイズのオーダーもしやすかったマルオカさんに決めました。
最初のいくつかオーダーし張っていくうち気づいたのは、この枠自体の品質の良さです。使われている素材や組み立て方の説明を読み納得できた上に、表面の綺麗な仕上げは、繊細な絹糸が引っかかることが一度もありませんでした。他社で安く買ったものでは、ダメでした。
4月に生涯展を開催し、100点近くの展示を目指すにあたり、額装してなかった作品たちの多くをマルオカの木枠に張り、展示しました。
生涯展である以上、どれもみんな出したい。これまでお弟子さんたちも見ることができなかった、しまってあった沢山の作品を、素材のまま展示することができました。
一つ一つの額箱も作りました。
また個展ができます。